スタンプロードの施工を始めました👨🚒
スタンプロードとは、イタリアのImplexa社が開発したアスファルトの景観工法です。
味気ないアスファルト舗装の表面にデザインを施したテンプレートを「スタンプ」し模様と色を付け、石畳やレンガ敷のようなデザインにできる画期的な工法です。
アスファルト舗装は初期工事費用が安い、工期が短い、交通解放が早いなどの優れた長所を持ち合わせていますが、見た目が黒くて殺風景でつまらないというのが最大の難点でした。
スタンプロードならその悩みを解消できます。
タイルや自然石のような剥がれ、割れなどが起こらず、経済性とデザイン性、堅牢性を兼ね備えた工法です。
Ste1…型押し箇所の加熱
型押しを施したい場所を、専用路面加熱ヒーターを使って150℃程度に加熱してアスファルトを軟化させます。
表層30mmくらいまでの骨材が動けるようにじっくりと内部まで加熱します。
Ste2…型押し
適切な温度にまで加熱し軟化した箇所にテンプレートを設置し、コンパクターにて上から加圧しアスファルトにテンプレートを押し込みます。
充分に押し込んだらテンプレートを外し模様を刻印します。
Ste3…コーティング
模様の型押し(刻印)が完成したら、専用塗料のアスファルトコートを吹き付けます。ブラシ等を使用し、薄く均一に塗り広げ、必要に応じて同じ作業を複数回行います。
Ste4…完成
コーティングが乾いたら、完成となります。